日本の国民文学『源氏物語』の若菜(わかな)の下に、
光源氏は朱雀院(光源氏の異母兄)の「五十の賀に女楽を催す」と書かれています。
すなわち、光源氏を取り巻く華やかな女君(をんなぎみ)たちの中でも極く身近な、
明石の女御(箏(そう))、女三の宮(琴)、紫の上(和琴(わごん))、
明石の上(琵琶)による合奏を試みるわけです。
その夜、催された女楽は、公達や諸人の心を酔わせ、
立ち去りがたい宴(うたげ)であった様です。
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